軽くて機能性に優れた伝説の鍋

料理研究家、有元葉子

20代で専業主婦になり、シングルマザーとなり、3人の娘をそれぞれ個性的に育て上げた、所謂スーパーウーマン。予約がとれない料理教室を運営するかたわら、テレビや雑誌等のメディアに登場し、100冊以上の本も上梓している。

活動の拠点は主に東京だが、長野とイタリアにも居を構え、暇さえあれば出掛けていく。一体どこにそんな時間とパワーがあるんだという話だが、そんな彼女が、料理を通して少しずつ悟っていったこと。それは、毎日を充実させ、丁寧に生きることだった。

毎日の小さなことの積み重ねで、1年後、5年後、10年後、20年後での自分ができていく。今日食べているものが、今日考えていることが、今日やったことが、確実に未来の自分につながっている。

毎日すること。ときどきすること。からの抜粋)

有元氏の生き方、考え方に、わたしは全面的に賛同する。このブログでも、押さえるべきところは既に押さえておいたので、ここでまた繰り返さないが、今回また、有元氏の著書(上記)のなかにスルーできないナイスな情報を見つけたので、ここに追加しておく。

それは、鍋。

きれい好きで掃除魔。常にくるくるとよく動き、他人は気づかないようなところまで黙々と片づける有元氏。滅多なことでは不満を口にしない彼女にも、苦痛に感じることがあった。年をとるにつれ、重い鍋が嫌になってきたという。料理を生業としている著者には、致命的な問題である。

一時期、重い鍋というのが流行った。「一回買えば一生使える」という触れ込みで大ブレークした外国製の重厚な鍋。猫も杓子もその金属の塊りのような鍋一式を、だまされたように購入。何を隠そう、母親もわたしも、その犠牲者だ。

母の購入した重厚すぎる鍋一式は、製造元である外国のメーカーが倒産。ある時期を境に、取っ手が次々と割れていき、不便に耐えかねた母は一式をすべて処分。家族で一番若いわたしが死ぬまで使えるようにと一番上等なセットを購入した母の損失は、数十万円にのぼったとみられる。

わたしが購入した鍋セットの製造元は、未だ存命中。しかし、とある特殊な販売網によって無理やり流通させたこの鍋は、仮に故障しても、巷の店では扱っていない。鍋を購入した相手に直接コンタクトする必要があるのだが、私に売った本人と絶縁状態にある今、わたしの鍋は死に体である。

一式でうん十万円もした鍋セット。重厚なボディに比べ貧弱な取っ手は、使っているうちに割れてくる。本体は無傷でも取っ手がなければ使いにくい。引っ越しの度に一つ消え、二つ消え、当初は10くらいあった鍋セットも、今や、小鍋、中鍋、中フライパンの3つのみが生存。まだ十分使えるが、なにしろ重い。もっと軽いのがほしい。

そんななか、有元氏が重宝している鍋があるという。

無水鍋
スロークッカー

無水鍋というのは、炒める、焼く、煮る、茹でる、揚げる、なんでもござれの万能鍋で、食材の水分で調理するため、水や油が不要、栄養を逃さない、燃料代、調味料代がかからないという、奇跡の鍋だ。なかでも有元氏が推薦するのは、広島製。この鍋を造り続けること半世紀以上という、伝説の無水鍋だ。



次にスロークッカー
ガスではなく電気で時間をかけてゆっくり火を通すので、味の滲み込んだ煮物やスープを作るのに最適。ガスレンジで数時間も煮込んでいるとガス代が気になってしょうがないが、電気ならそんなにかからない。わたしはスープが大好きなので、ぜひほしい。豆料理や、流行りのフィトケミカル(ファイトではない)なんかをつくるのにも最適だろう。



以上、鍋の話であった。
毎日使う鍋に不満をもっている方は、ぜひ参考にされたい。



posted by ヒロミシュラン at 07:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | あの作家の日常生活を覗く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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