貴乃花親方騒動を、息子の生き様を通して見る

生粋(ナマイキ)

それと知らずに読んでいたら、どうやら著者の花田優一は、あの貴花田の息子らしい。そういえば、顔も体型もそっくりだ。本人的には「有名なおやじの息子」「二世」呼ばわりされるのを嫌っているが、実はまんざらでもなさそう。この自称「クソガキ」、おやじの背中をしっかり見て育っていて、考え方も行動も、結婚の早さも、おやじの轍をきれいに踏んでいる。

ところで貴乃花親方、つい最近「降格」処分に決まり、理事を解任された。貴乃花本人としては、実技としての相撲以外のところで人生の時間を割くのは無駄と完全スルーを決め込んでいたところ、想定外に激しく業界やマスコミ連中から叩かれまくり、正直なところ、さすがの貴乃花も内心驚いているのではないか。

で息子だが、まだ22才で強がりたい年頃かも知れないが、自分でも言うように、そうとうに生意気なクソガキだ。でも基本、言ってることは正しい。ただ、ここまで強気一点張りに世間に向けて大口叩けるのは、本人は否定しているが、彼の父、つまり、元横綱(それもイケメン)の息子だからという事実は否定できない。

この親子は、「仕事」を人生の最優先課題ととらえている。仕事こそが、生きる道、男の人生そのものだと感じている。そして実際、それを行動で示している。有言実行。いや、有言実行なのは息子の方だけで、親のほうは無言実行型だ。何も言わないゆえに、世間や業界やマスコミから目の敵にされてしまった。

また話がそれた。

で息子のほうだが、息子は相撲ではなく、靴職人を仕事に選んだ。まだ22歳だから何とも言えないが、これが天職であるとすれば、性格的に、将来はその分野でビッグになる可能性は極めて高い。親のネームバリューもあるし、2世としては例外的に勘の鋭い若者なので、将来の日本を背負って立つ人物になるだろう。

おやじと違い、メディア向けの発信もいけそうなくちだ。物書きとしては、文章は荒削りだが、勢いがあり、下手ではない。ゴーストや編集が書いていなければの話だが、無駄な文章は一つもなく、気持ちいいくらいに率直で、爽やか。アラフォーのお姉さんが読んでも、きちんと心に響く文章だ。こんな20代のクソガキに人生を語られて悔しいが、正直、眩しい。若さとは、美しい。

ちまたで何かと話題な貴乃花親方の息子が書いた本。この本を読めば、貴乃花の、あのふて腐れた態度の意味が少しは理解できるかも知れない。

違う違う、おやじの方ではなく、今回は息子のほうの話だった・・





posted by ヒロミシュラン at 12:10 | Comment(0) | 好きなことを仕事にする | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする